人参 人参

セリ科
欧州原産


 かつてはゴボウのような長人参しか目にしなかったけれど、今では、5寸人参が主流。土質を選ばないなど、作りやすいことで、普及したものと思われる。
 ところで、最近の人参は、淡白で、香りに欠ける。子どものころ、あの人参の、とくに煮物の匂いが大嫌いだった私だけれど、それにしても、最近の人参は物足りない。有機・自家栽培の人参は、適度の匂いを備えて、実に旨い。


〔人参の栽培〕
  • 播種時期:3月頃の春蒔きと、7-9月の夏蒔きがある
  • 収穫時期:春蒔きは5月、夏蒔きは11-12月

 生育適温は18-22度Cで、冷涼な気候を好む。
 土壌をきれいにして耕し、60cm幅の畝に2条、筋蒔きにする。本葉2〜3枚の頃に1回目の間引き、本葉4〜5枚の頃に2回目の間引きをし、最終的には15cm-20cmの株間にする。 また、除草を兼ねて土寄せを繰り返し、追肥も施す。
 品種によって違うが、夏蒔き5寸の場合は110日ほどで収穫する。


〔97年の栽培記〕品種:時無5寸人参
 8月3日播種、2-3回間引き。
11月30日初収穫、7本。12月 7日収穫、8本、20日収穫、10本。。 久しぶりに栽培したが、ほとんど手要らずで、適度の匂いのある、甘い人参を収穫できた。アゲハの幼虫に葉を食われた時期は、どうなることかとハラハラしたが。
〔人参の料理〕

 先ずは、鶏肉、大根などとの煮物を作ったが、その他、旨い料理が多い。ゴーヤチャンプルにも使う。ゴーヤのページをご参照。


ページトップに戻るゴーヤ枝豆九条ネギ京菜きゅうり人参大根ミニトマトとうもろこし栽培日誌'98
菜園便り
So Tasty-担々麺


copyright (C) Jun-ichi Todai 1997.
このページへのご意見、ご感想は E-mail:todai-j@tmcreate.com まで、お寄せください。